DISABILITY

発達障がいとは

それぞれの障がいの特性

注意欠如多動性障がいADHD

・不注意(集中できない)
・多動・多弁(じっとしていられない)
・衝動的に行動する(考えるよりも先に動く)

学習障がいLD

・「読む / 書く / 計算する」等の能力が、全体的な知的発達に比べて極端に苦手

広汎性発達障がい

自閉スペクトラム症

・言葉の発達の遅れ
・コミュニケーションの障がい
・対人関係・社会性の障がい
・パターン化した行動、こだわり

アスペルガー症候群

・基本的に、言葉の発達の遅れはない
・コミュニケーションの障がい
・対人関係・社会性の障がい
・パターン化した行動・興味・関心のかたより
・不器用(言語発達に比べて)

発達障がい者支援法において、「発達障がい」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠如多動性障がい、その他これに類する脳機能障がいであってその症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障がい者支援法における定義 第二条より)と定義されています。

発達障がいのある人は、他人との関係づくりやコミュニケーションなどが苦手なケースが多い反面、優れた能力が発揮されている場面もあり、周りから見て得意・不得意の凹凸が大きいアンバランスな様子が理解されにくい障がいです。

発達障がいの人たちが個々の能力を伸ばし、社会の中で自立していくためには、子どものうちからの「気づき」と「適切なサポート」、そして、発達障がいに対する周りの一人ひとりの理解が必要といえます。