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LIGについて

運動療育

私たちの「療育理念」は、苦手なことや難しいことにばかり目を向けるのではなく、好きなことや長所をどんどん見出し、伸ばしていくことです。お困りごとには真心を持って共感し、一人ひとりの心身に寄り添いながら一緒に解決策を創造し、実践します。 その積み重ねが将来、イキイキとした自立につながっていくと信じています。
理念を具現化することで、子どもたちの可能性を最大限に広げます。そして、子どもたちがやりたいことをより多く見つけ、将来の自立につながるように支援します。

運動療育

運動によって、心身と脳の発育を促進します。ときには音楽を取り入れ、楽しみながら体を動かします。子どもたちの中には、「某テーマパークより楽しい」、「近くに引っ越したい」「学校はイヤだけど、ここには通いたい」と言ってくれる子もいます。

ACTIVITY

LIG式運動療育の活動内容

LIG式運動療育の活動内容

運動すると5つの要因で脳がどんどん成長していきます

  • 脳細胞が生まれ、成長する

    運動すると、タンパク質の一種「BDNF」(脳由来の神経栄養因子)が作られます。BDNFは、脳に与える肥料のような働きをし、これによって脳細胞が生まれ成長します。

  • 新たな神経回路

    新しいことを学んだり記憶したりするとき、細胞と細胞の間に繋がり(回路)ができます。この回路の発達こそが体の機能や知性・心の発達であり、運動によって強化されます。

  • インスリン様成長因子の分泌

    記憶を保ったり、強くしたりする働きをUPさせます。運動することで、脳へ酸素やエネルギー源を送るのに重要な毛細血管も増やしてくれます。

  • 有酸素運動で脳が活性化

    運動すると血流が良くなり、脳にたくさんの酸素やエネルギー源が送られます。その結果、脳にエンジンがかかり、活力が出てやる気がわきます。

  • 神経伝達物質が作られる

    「ドーパミン」は気持ちを前向きにして集中力を高める働きがあります。「セロトニン」はうつの予防につながると共に、ドーパミンを適正量に保つ働きがあります。

発達が気になる子どもに
効果的な運動とは?

★有酸素運動
酸素やエネルギー源をたくさん送ることで脳を良い状態にし、脳にエンジンをかけます。

★コントロールを高める運動
1. 体の特定のパーツを意識して動かす力
2. 外にあるものに合わせて体を動かす能力
「掴もうと思ったおはじきをつかむ」「床に書かれた線に向かって飛ぶ」等。
★バランス感覚を養う運動
バランス感覚を養う運動を行うことで、発達に偏りのあるお子さまに見られる特徴の一例である「片足で立ち続けられない」「けんけんがうまくできない」等に対応します。

★協調運動(コーディネーション)
ボール遊びや縄跳びなどを活用し、「手を叩きながらリズミカルにジャンプする」「手足で別の動きを同時にする」運動を行います。

LIG式運動療育の必要性

子どもが成長する過程において、身体の組織や器官、機能、免疫系や神経系等の機構は個々別々に発達します。また、それぞれが発達しやすい時期・発達しにくい時期があります。神経系を例にとると、生まれた直後から4~5歳頃までに約80%、12歳頃に100%近くまで発達します。しかも、神経系は経路が一度できあがれば簡単には衰えません! 最も発達しやすい時期に合わせて課題を与えてあげるのが、成長を促すコツです。神経系であれば、「ゴールデンエイジ期」と呼ばれる15歳頃までに神経回路に刺激を与え、その回路を張り巡らせるために多種多様な動きを経験させてあげることが、将来の発育・発達にとって非常に大切です。