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2020.10.14

きらめき

運動の仕掛学?

こんにちは!

きらめきのラダーコーチです。

突然ですが皆さんは「仕掛学」と言うのをご存知ですか?

やらなくちゃいけない事をついやりたくなるに変わる様に

工夫すると言うのが仕掛学です。

先日コーチ達の間でその仕掛学のお話で昼ごはんに盛り上がりました。

仕掛学とは大阪大学の松村先生と言う方が発信されているメディアでも話題のおもしろ概念です。

きらめきでもHPなどでもご紹介の通り、やりたくない運動をいかにしてやりたいと

思ってもらえる様に運動をしてもらえるかと言う事に趣きを置いており、

その子の困りごとのニーズ×大好きな事、物を掛け合わせて療育を行う運動メニューを日々開発しています。

(その数現在なんと100種類以上!)

というわけで今回はきらめきの運動療育の一部の生まれたキッカケをご紹介していきたいと思います!

「新聞カンフー」

従来の新聞を使った療育メニューって「摘んで千切る」みたいなのが主流なのですが、

小学生以上の現場では大人しくしながら千切るのってあんまり皆楽しそうではありませんでした。

そこで、戦いごっこが大好きな男の子達が多いというところから考え出したのが

この新聞カンフーです。

対象はヒーローが好きな子はもちろん、日頃ストレスが溜まっているお子様など。。

目の前に新聞を出されたら叩きたくなるのが漢の本能…笑

こうする事で自然と体を動かしちゃうんです。(ちなみにBGMは燃えよ○ラゴン…笑)

しかも破れるとすごく気持ちいい!

その後後片付けは大きいおにぎりを作ろうというと自然と新聞を丸めたりちぎったりして

元の本質の要素もちゃんと自分たちで知らない内にチャレンジしてくれているんです。

それを繰り返す事で本来の困りごと「力加減」「握力」「指先の器用さ」などが

自然と改善されていきます。

家でやったら怒られるけど、家でやったら怒られる事を褒めてもらえるのがきらめき。

楽しく散らかして、楽しく片付ける。

次は、これ。

これ、なんの運動かわかりますか??(わかった人は天才!!)

 

実はこれ、ドッジボールなんです。

その名も「フォートナイトドッジ」※フォートナイト…全世界で大人気の射撃ゲーム

ゲームに出てくる壁を作って弾を防ぐという要素を取り入れ、早いボールがきても

身を守れる様にしています。

でもほんとの目的は、チームワーク!

個人競技になりがちなドッジボールもこれなら「隠れさせて」「早く戻って!」

などの会話が生まれます。

そうすることで自然とコミュニケーションが苦手なお子様も自然と会話ができる様になります。

運動名に大好きなゲームの名前が入っていると「ドッジ」は嫌というお子様も

「フォートナイト?!どんなん??」と興味を持ってくれるのもコーチ達の仕掛学。笑

そして与えられたルールや予測される行動を超えてくるのが子ども達。

大人だけでは生まれなかった発想が子ども達の世界で作り上げられ、より楽しい運動体験と

なっていきます。

本来、運動は誰でもやっていい楽しいものなので、これからもきらめきキッズ達には

ここだけでしか出来ない世界で無二のおもしろ運動を体験してもらい、知らない間に

苦手を克服していってもらいたいと思います!